遅ればせながら、昨夜、有名なオリバー・ストーン監督の「スノーデン」という映画を観ました。
米国のCIAやNSAの最高機密を全世界に暴露したあのスノーデン氏をテーマにした画期的な映画です。
CIAやNSAの職員であったスノーデン氏は天才と言われてきましたが、2013年、自分の地位や名誉、家族や人生そのものを一切棄てて、米国政府による米国民等への過剰情報管理を全世界に暴いて「こんなことが許されて良いのか?」と全世界に問うたのです!
写真は、スノーデン氏本人
自由社会だと言われていた米国において、実は、密かに米国政府が(米国民のみならず)世界中のすべての人々の生活や行動を盗み見でき、統合管理できる体制を完成させていた。
つまり、個人のあらゆる電話やメール、ネット上の書き込み等を知ることができる立場にいる。(映画では、CIA等がスノーデン氏の恋人の浮気の有無まで正確に把握していた!)
即ち、コンピュータの履歴や携帯電話の履歴が恐ろしいほどに完全管理されている。
テロリスト捜査の旗印の下、あらゆるプライバシー侵害が可能となった。
(それ故、これらを暴露したスノーデン氏は、米国政府から見れば、最高度の国家犯罪者でしょう)
米国政府は、日本に対しても、リーダー等への盗聴の他に、強烈に恐ろしいことをしていたようです!(訪日したオリバー・ストーン監督の記者会見・・・下記写真)
スノーデン氏が横田基地にいた2010年頃、「アメリカが日本中を監視したいと日本の諜報機関に申し出たところ、日本側が『それは違法であるし、倫理的にもいかがなものか』ということで拒否した。しかし(米国は)構わず監視をした。日本が同盟国でなくなった途端に日本のインフラの電源(電力施設・ダム・病院等)をすべて落とすことができる様に、民間のインフラにマルウェア(不正ソフト)を仕込んだ」(スノーデン氏の証言)。
もし、すべての原発の電源が一斉に落ちてしまったら・・・! ⇒ 福島原発事故の二の舞に!
みなさん是非ご覧ください!