高まる北朝鮮のミサイル脅威に、日本のどう立ち向かうべきか?
以前書いたコメントと多少重なるかもしれませんが、現時点での私の考え方を改めて述べさせていただきます。
米国の軍需産業にとり、「北朝鮮という脅威はおいしい存在!」です。(周辺国への武器売り込みという点で)。
ただ、実際に核弾頭ミサイル発射となると話は別。
米軍による近い将来の攻撃が現実味を帯びてきます。
理由としては、
1.米国にとり、日本・韓国・米国への深刻な脅威が現実化し戦略転換が必要。
2.中国にとり、北朝鮮カードのメリットよりも、北朝鮮から北京・上海等への核弾頭攻撃の脅しがなされる危険性が出てきた。
3. そうなると、米国・中国間で、①金正恩政権の排除、②核施設や指導部への限定空爆等の攻撃(サイバー攻撃を含む)とその黙認、③北朝鮮の後継政権のあり方、④難民問題や戦後復興協力等について日本等に金を出させる算段?等が議題となっているかも。
特に深刻なのは、北朝鮮が発表した3500kmの高度だと、日米の迎撃ミサイル・システムでは対応できず打つ手無しだということです。
米国の攻撃時期については、米空母が3隻(現在2隻)集結する頃に緊張感が走るのではないでしょうか。
当面は、余計なことは言わず日・米・韓・中の外交連携を強固に押し進めるべき時期だと思います!