官僚の公文書改ざん・虚偽答弁や安倍総理への忖度政治という国会史上前代未聞の森友・加計学園問題や防衛省日報疑惑問題に揺れ続け、最後は、欠陥や問題の多い働き方改革法案やTPP条約、更には、同じく国民的反対の強いIR法案(ギャンブル法案)などに対する与党強行採決が際立った国会でした。
何度も激震が走った国会でしたが、与党の圧倒的多数という厚い壁の下、政治混乱や格差拡大の主原因たる安倍政権の打倒や麻生財務大臣等の問題閣僚を解任できなかったことは極めて残念であり、自らの非力を痛感し、皆様に申し訳なく思っております。
ただ、安倍政権の憲法第9条改悪の動きに対しては、野党一致の頑張りで、国会の憲法審査会では一度も憲法審議は行わせませんでした!
今後とも、憲法9条改悪の動きを警戒しながら、憲法の平和主義をしっかり守ってまいります!
また、いまだに原発安全神話を前提として、原発推進・原発輸出政策を推進している安倍政権や自民党等の与党に対して、私たちは、「原発ゼロ法案」を策定して臨みました。
同法案は、全国でタウンミーティングを開き、市民の声をも反映させた法案ですが、他の野党とも連携して共同提案とし、脱原発を目指す小泉純一郎元総理や細川護熙元総理など全国の様々な原発反対グループとも足並みをそろえ、幅広い国民運動として展開してきています。
なお、やはり極めて残念ながら、国会では与党の強い妨害のため審議入りはできませんでした!
昨日の約3時間に及ぶ枝野代表の内閣不信任案の趣旨説明でも強調されていましたが、「強い者をますます強くし、弱い者をますます弱くさせているアベノミクス、さらに、その格差を固定させてきたアベノミクス」を変えさせるべく、格差是正ののための税制や社会保障政策を推進し、個人消費力を拡大させ足腰の強い経済を実現する金融財政政策を確立していくことに注力していきたいと思います。
私自身としても、党の外交部会長として、外交・安保関係議員とともに立憲民主党の外交・安保基本政策を策定したり、税制調査会のメンバーとして、党の税制基本政策策定に貢献したり、憲法調査会のメンバーとして党の「憲法に対する基本的見解」の策定に貢献してきました。
また、外務委員会の野党筆頭理事として外務委員会を切り盛りしたり、財務金融委員会メンバーとして多くの質問もしました。
さらに、日米地位協定改定問題や日本の海洋資源開発拡大に精力的に取り組むとともに、個人消費力アップと働き方改革の一環として、サラリーマンの皆様の給料を政治分野でアップさせていくことを私の政治公約としていますので、最低賃金法改正による最低賃金大幅アップとサラリーマンの所得拡大税制の抜本的強化を目指して気合いを入れて取り組んでいます。
この夏は、地元の皆様の現状やご意見をさらにお聴きするために、地元を走り回りたいと思っています!
