「コロナ感染者が自宅放置されて大変困った!」という直近の報告です。
ごく最近、地元を廻っていて、国分寺のAさん(中年女性)からの悲痛なお訴えを聞きました。
以下概要です。
まずAさんの娘さんがコロナの症状を発症。PCR検査を受け、8月1日に陽性と判明。
その後、娘の看病をしていたAさんが保健所から濃厚接触者と位置付けられた後、PCR検査で8月4日に陽性と判明。(その際、Aさんは、保健所からPCR検査を指示されたものの、保健所から紹介された病院が予約で満杯。PCR検査の病院をなかなか確保できず、医師の紹介料まで払ってやっと国分寺病院を予約)
ただ、その国分寺病院を往復するために大変苦労した。
コロナの厳しい症状(発熱など)が出てふらふらの状態だったが、(濃厚接触者ということから)保健所からの指示で、「公共交通機関やタクシーには乗るな!」と命じられ、仕方なく長時間歩いて国分寺病院を往復せざるを得ず大変疲弊した!
一方、陽性反応が出た8月4日に保健所に連絡を取り、配食サービスについて相談したが、保健所からは「連絡を待つように!」と言われた。
ずっと待っていたが、驚くことに、保健所からの返事があったのは2日後の8月6日だった。
また、返事の内容は、「娘さんについては、発症後8日間が過ぎているので配食サービスをすることは不可能。Aさんについては、マニュアルによれば、1日程度しか配食サービスをすることはできない!」と冷たくあしらわれた。
保健所が2日間返事を怠った分も、配食サービス期間8日間経過の中に含まれているというのは、到底納得できない!
さらに、保健所から「呼吸困難はあるか?」と訊かれたので、「現時点では2人とも呼吸困難の症状はまだ出ていない」と答えたら、保健所はコロナの軽症と判断したらしく、望んでいた医療診断も拒否され自宅待機を強要された。「何故、(強く望んでいた)医者に診てもらうことすら拒否されたのか?」極めて強い不満と不信感がある!
自宅療養途中で重症になり、患者が死亡したケースが報道されていたが、私たち2人は、たまたま重症にならなかったから良かったものの、重症になっていたら明らかに死亡していただろう!
これこそ、自宅療養ではなく、自宅放置ではないか!
とんでもない政府の対応だ!
私(Aさん)が保健所に苦情を言った時、保健所は「2日間の返事の遅れは詫びるが、現在のシステムやマニュアルではそのようになっているので仕方がない!」と言われ突っぱねられた。
保健所の業務が逼迫しているのは重々承知しているが、「40度近くの高熱の中で、医者にも診てもらえず、配食サービスも無く、2人とも死の恐怖感にさいなまれた」のは納得できない。
保健所でフローアップセンターを紹介されたが、まったく機能していなかった。
幸い、親切な友達がいて玄関に水や食料を置いていってもらったので、なんとか食いつなぐことが出来た。
さらに、後で、国分寺市役所にも相談したら、緊急性を認めてもらい、防災関係の食料を提供してもらって助かった。
いずれにせよ、これが政府のコロナ対応の実情だ。末松議員には、このようなとんでもない実情を踏まえ、状況の改善を一刻も早くはかって欲しい!
※※このご要望に対し、私の方からは、コロナ対策の取りまとめを行なっている内閣官房の高官に対して、この厳しい実情を話し、然るべき善処を強く申し入れしました。
引き続き、立憲民主党や厚労省などの関係機関に働きかけ、国会が開かれる時には委員会で事態改善を強く求めていきます!