14日、国会内で行なわれた日本外交政策学会の台湾有事シミュレーション(ポリティコ・ミリタリー・ゲーム)に、総理大臣役として参加しました。
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今回は、台湾総統が国連総会において、台湾加盟を正式に申請したことから、中国国家主席が台湾を海上封鎖するという想定の下で、日本の総理大臣や米国大統領がどのような行動を起こしていくか?という、かなり興奮するような外交・軍事議論が、午前と午後かけて一日中展開されました。
今回は、国会議員が日本・米国・中国・台湾のトップの役割を担いましたが、外交・軍事・内政・経済・マスメディア等の分野における日本のトップクラスの専門家や学者・元役人の方々が参加されたことで、各国チームにおいてリアル感のある外交的脅しや戦略が披露され、各国の間で外交交渉や迫力ある認知戦が展開されました。
さらに今回は、台湾有事の軍事シナリオ一歩手前のグレイゾーンでのシミュレーションでしたが、来年初めの軍事シナリオのシミュレーションでは、日本が破滅や大打撃を受けるような可能性に直面することになりそうです。
いずれにせよ、日本の総理大臣役として、❶日本のおかれた厳しい外交基盤のもとで、いかに世界を相手にした主導的な外交を行なえるようになるのか、❷いかに日本人の誇りを保ちながら、戦争事態を避けるかなど、痛切な問題意識を持たされた一日でした‼️
写真は、苫米地英人・日本外交政策学会会長と川上高司・同理事長