昨日は、日本外交政策学会のポリティコ・ミリタリー・ゲーム(ポリミリ)の第2回目会合が衆議院第二議員会館で行われ、参加しました。
(第1回目は、昨年の11月14日)
今回のポリミリは、台湾独立宣言を経てからの台湾有事を想定して、中国が日本に対し、認知戦やサイバー攻撃を仕掛けた後、台湾の東沙諸島を占領し、さらには尖閣列島や南西諸島に対して攻撃を行うというシナリオでした。
このため、日本の中で、フェイクニュースが飛び交って大混乱し、中国等のサイバー攻撃によって、信号機能や銀行機能が失われ、人々が現金引き出しができなくなった、日用品の買い付け騒ぎが起こった、沖縄本島で電力のブラックアウトが起こった等の想定でした。
さらに、中国が尖閣列島を攻撃した際には、自衛隊と一戦を交え、さらには、中国が南西諸島を占領するといった極めて深刻なシナリオのもとで議論が行なわれました。
私は前回に引き続き、日本の内閣総理大臣役を与えられ、極めてスリリングな政治的疑似体験をしました。
特に、日本の危機的な状況下で、米国を巻き込んで米国空母機動部隊をを動かし、G7を動かして、中国・ロシア・北朝鮮と対峙をしていくという極めて深刻な構図でした。
学会の最後にはラップアップ会合が行われ、今日行われた6時間の論議をまとめて、苫米地英人会長や川上高司理事長等とともに、会場の皆様にご報告しました。
とても中身の濃い1日を過ごせたことに、心から満足し感謝しています。
同時に、ご参加頂いた衆議院議員(私のほかに、古川禎久議員、小林鷹之議員、野間健議員、太栄志議員)や、多数の一流専門家の皆様の真剣な議論に心から敬服致しました。
ラップアップ会合
古川禎久議員(左)
野間健議員
小林鷹之議員
太栄志議員